青森ヒバQ&A
- ヒバはなぜカビないの?
- ヒバはヒノキチオールとβドラブリンという成分を含んでいるからです。両成分を含む木は世界的にも珍しく、カビや雑菌に驚異的な抗菌力を発揮。ヒノキチオールは日本のヒノキにはほとんど含まれず、ヒノキのまな板をカビ(黒ずみ)させてしまう方が多いのも納得です。
- ヒバには抗菌効果以外の効果もありますか?
- 抗菌効果のほかに防虫効果、消臭、脱臭効果もあり!
- 樹齢100とか200年って……
- ヒバは直径70センチに成長するまでに300年かかるとも言われ、風雪に耐えながらゆっくりと成長する木です。江戸時代から成長しつづけた木を使わせていただいていると思うと、ぜひ大切に使いたい。
- お手入れが難しそう?
- 大丈夫です! 食器と同様に水または食器用洗剤で洗ったあとは室内で立てかけるか、吊しておくだけでOK。
- 食洗機は使えますか?
- 食洗機はオススメしません。急激な熱は反りや割れの原因となるからです。デメリットをご理解の上で食洗機をお使いのお客様もいらっしゃいますので、自己責任でのご判断をお願いします。
- 食材の色移りが心配
- まな板を使う前に水で濡らしてから使うと食材の水分が浸透しずらくなります。木製だけでなく樹脂製まな板にも食材の色移りはつきものですが、樹脂製に使える漂白剤は木製まな板にはNG。木製まな板は粗塩や重曹で擦るか、それでも気になる時はペーパーヤスリで擦ってみてください。
- 消毒をしたいんですが
- 熱湯をかけて消毒してください
- 反りや割れが心配ですが……
- ヒバに限らず無垢材は反りや割れの発生が否めません。ヒバ材をしっかり乾燥させてから製作していますが、もし反ってしまったら次項の対処法などをお試しいただき、ヒバと温かくおつきあいをいただければ幸いです。
- 反ってしまったら
- 薄い板なら濡らして立てかけて干せばだいたいの反りは戻ります。大きく反ってしまったら凹面に濡れ布巾をかけて凸面を日光にあてるなど、少し世話をやいてやってください♪
- 永く愛用するコツは
- 木製まな板を永くご愛用いただくコツをまとめました。「末永くご愛用いただくコツ」をご覧ください。